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マナンダリーナ!
ワインのイタリア語講座

Franco (形容詞) 素直な、正直な、はっきりとした
フランコ
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これは、男の名前にもありますよね。
フランコ・ゼッフィレッリ とか
フランコ・ネーロ とか
英語ならフランク、でしょうか。フランク・シナトラがいます。 フランク
永井という名優もおりました。 え? あ、あれ?・・・あれは
フランキー堺か!失礼!
でも、形容詞としてのフランコもあります。
最近の日本語では形容詞と してよく使うようになりましたね。
「フランクにお話ができる人」
「フランクな関係」
とかよく使います。
つまり、「率直な」とか「正直な」と言う意味ですね。
ならば、ワインがフランコってどういう意味なんでしょう?
またヴェロネッリ御大に登場いただきましょう。
【FRANCO】
1) di un vino che dia - al naso e/o in bocca -
sensazioni netti e ben definite
2) di un vino che alla degustazione non lascia
percepire alcun difetto.
dizionario Veronelli Editore
1)は、鼻にも口にもきれいで(清潔感のある)、はっきりと した
感覚を与えるワイン 2)は、テイスティングで「欠点」を感じさせない
ワイン とあります。
香りがフルーティーで、熟成した香りがなくって、口では イキイキとした
酸が感じられて、それ以上でもそれ以下でも ない・・・・・
そんなワインに出会ったことないですか?
2)の欠点と言うのは、日本にいると実に分かりづらいです。
「これが欠点」というアナウンス、誰もしてくれませんから。
でもこういうワインに出会ったことがないですか?
↓ ↓ ↓
色に輝きがなくって、ちょっと濁った印象を与えるワイン。
→白でも赤でもありますよね。
味にカビの香りがあって、余韻にもその香りが目立つ。
→ これ「コルク臭」ですね(^^;)
奈良漬のような香りが全体を支配していて、口にしてみると 異様に酸っぱい、または酸を感じさせない
→ 「いってもうてる!」という言い方を関西ではしますが・・・・
香りが全然フルーティーじゃなくて、なんか・・・薬臭いワイン。
→ 「コンビニワイン」 ありますよね。
以上のようなワイン。 すべて「欠点」です。
つまり、ワインとしてマイナス・・・健全でない、という意味です。
「欠点」がない、というのは、なんでもないようでいて とってもとっても素晴らしいことなんだと僕は思います。
だって、一年を通してブドウちゃんを育てるわけですよね。
それを慎重に見張って、カビとか虫とかつかない様にして いっぱい
房ができると切り落としたり(^^;)しながら健全な ワインを
ワインメーカーは作っているわけです。
色に輝きがない・・・・これは、有機酸が欠乏している つまり有機酸がバクテリアによって犯されてしまってる。
カビの香り・・・・・これはコルク製造の過程でできます。 ワイナリー
の直接的責任ではないにせよ。そのコルク業者を セレクトした、と
いう意味からもこれは「返品もん」です。
でもコルク業者も返品されないようにコルクを造っている わけです。
奈良漬香としまりのない味わい・・・・これはポテンシャル の飽和量以上の酸素に長い熟成期間中触れてしまった、ということでしょう。
薬臭いワイン・・・・硫黄臭とも、「腐った卵」とも言いますが、 明ら
かに大量生産過程で酸化防止剤を添加しすぎたパターンです。
↓ コンビニワイン・・・・・特に白ではよく感じます。
とにかく、色んなワインがあって、それぞれ年間を通してブドウが
つくられ、醸造技術を駆使され、色んなポリシーの元にできて
います。
それがまた様々な流通経路で僕たちに届き、また僕たちもいろんな
シチュエーションでワインを抜栓しているんです。
そんなワインに「欠点」がない・・・当たり前のようで、当たり前 じゃない!
僕はそういう風に思いますね。
そして、その上で、クリーンな印象を与えて、心地良くフルーティー。 まさにフランクな会話も自然に生まれてきそうなワインとの出会い。
良い感じじゃないですか!!
E' un vino franco che mi rende felice!!
エ・ウン・ヴィーノ・フランコ・ケ・ミ・レンデ・フェリーチェ
これは、僕を幸せにしてくれる素直なワインだ!
もちろん偉大な、凄いワインと出会ったときの感動は大きく深い
物ですが、フランクなワインに出会ったときも、気持ちいいですよね。
他愛のない友達との会話のための軽妙な小道具として、あなたに とってのフランクなワインをリストに入れてみてはいかが?
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