★ ヴァッレ・ダオスタ
Valle d'Aosta

Vini DOC  DOCワイン 1



この茶色いところがヴァッレ・ダオスタです。「アオスタ渓谷州」と
も呼ばれているようにモンブランとマッターホルンの間に位置
する文字通りアルプスの真っ只中、ヨーロッパで最も標高の高い山々の渓谷に位置します。

ハイジの世界を想像すると良いと思います(^^)。

言葉の表記がフランス語とイタリア語の二ヶ国語ですが、ほと
んど文化圏的にはフランスといえそうです。

面積は、だいたい埼玉県とか鳥取県ぐらいの大きさで、イタリアで最も小さな州です。

※ウィキペディアの「ヴァッレ・ダオスタ」


※ヴァッレ・ダオスタ州のサイト、写真が素晴らしいです!
  山々の風景 / トレッキング / 高山植物 / 動物たち
  お城と塔 / 教会美術 / ローマ遺跡 / 冬山スキー




  ☆ヴァッレ・ダオスタのワイン

 正直申し上げて、僕はヴァッレ・ダオスタに足を踏み入れたことがありません。アルト・アディジェはオーストリア国境付近まで迫ったことがあるが、それは興味を惹くワインが多く存在したからです。

 ところが、ヴァッレ・ダオスタときたら登山をするかスキーを楽しむしかないようなところなので絶対にこれから行くことなんかないだろう、って思っていました。

 でも、アルプスのど真ん中という地理的、気候的条件はワインファンには好奇心の耐えない場所だと思う。

 イタリアで最も標高の高い畑のワイン!いったいどんな味がするんだろう!!イタリアの極北にあって(当然あのピエモンテよりも寒い!)、香りが青くなる、酸がや尖りすぎる、アルコール感が出ない、という耕作上の不都合がたっぷりある生産地なのだから、様々な人間の叡智を結集して連綿とワイン作りが受け継がれて来たに違いありません。


 ☆ その歴史

 ローマ以前の土着民によってブドウ栽培、ワイン作りはすでに行われていたようで、ローマ人が征服したときにすでにあった現地のワインを大変評価したそうです。

 ただそのワイン造りを定着させ普及させたのはローマ人であることに変わりなく、それはアオスタに存在する多くのローマ遺跡からもうかがうことが出来ます。

 資料として最も古いものは、1931〜36年に編集された「イタリアのブドウの樹とワインの歴史」で、それによるとヴァッレ・ダオスタにブドウの樹が導入されたのが
1272年で、イヴレアの司教によって、ブドウ作りに適した土質に畑を改良し、より手間隙をかけてブドウを造るよう命令が下ったそうです。

 この時点で「ワインの質」に対しての御触れが出るというのはすごいことですね。

 それから1950年代まではブドウ造りが低迷します。そして現在はアンスティテュ・アグリコール・レジョナルを先頭にブドウ造りはアオスタ州最大の農産業に発展します。

 国境を隔てたブルゴーニュやピエモンテなどワイン造りの王様からブドウ品種や技術までを拝借しつつ、この州のワインが今後どれだけ発展していくか、興味の尽きないところですね!!

  ☆ ブドウ品種 (奨励品種、赤文字=土着ブドウ)

 黒ブドウ: ドルチェット、フレイーザ、フミン、ガメイ、
        ネッビオーロ、ネイレットプティ・ルージュ
        ピノ・ネーロ、ヴィエン・ドゥ・ヌス


 灰色ブドウ: コルナリン(?)、マヨレッ(?)ト、ピノ・グリジョ、
          プリエ・ルージュ(?)

 白ブドウ: ブラン・ドゥ・モルジェ、シャルドネ、
        モスカート・ビアンコ、ミュラー・トゥルガウ
        プティット・アルヴィーヌ、ピノ・ビアンコ
        プリエ・ブラン(?)

1.
 ヴァッレ・ダオスタ 又はヴァレ・ダオステ
   Valle d'Aosta o Valle'e d'Aoste


サブゾーン:1a ブラン・ド・モルジェ・エ・ド・ラ・サル
          La Branc de Morgex et de La Salle

       1b 
シャンバーヴ
          Chambave

       1c ナス
          Nus


       1d  アルナ・モンジョヴェ
          Arnad-Montjovet


       1e トッレッテ
          Torrette

       1f  ドンナス
          Donnas

       1g  アンフェル・ダルヴィエ
           Enfer d'Arvier

        ヴァッレ・ダオスタのワイン




◆ワイナリーHPへのリンク



Institut Agricole Regional
(アンスティテュ・アグリコール・レジョナル)

Costantino Charrere
(コスタンティーノ・シャレール)

Les Cretes
(レ・クレーテ)

La Crotta di Vegneron
(ラ・クロッタ・ディ・ヴェニェロン)

Caves Cooperatives de Donnaz
(カーヴ・コオペラティーヴ・ド・ドンナツ)

Cave du Vin Blanc
(カーヴ・ドュ・ブラン)

Maison Albert Vevey

(アルベール・ヴヴェイ)

◆その他

イタリアソムリエ協会 ヴァッレ・ダオスタ支部(イタリア語)

フォンティーナチーズ(DOP)品質保護協会(イタリア語)

フォンティーナチーズ生産者組合(日本語)

ジャンボン・ドゥ・ボッセ(DOP)品質保護協会(イタリア語)

ヴァッレ・ダオスタ・フォルマッヅォ(DOP)(イタリア語)

ラルド・ディ・アルナ(DOP)(イタリア語、法的な説明と写真だけです)


◆ヴァッレ・ダオスタの諺

 "Lait sur vin, c'est venin; vin sur lait c'est souhait"

 "Il latte bevuto dopo il vino e' un veleno; il vino bevuto dopo
  il latte e' salutare."

 ”ワインの後の牛乳は毒。牛乳の後のワインはからだに良い”

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 "Prima dla ca', pianta la vigna"

 "Prima di costruire la casa, pianta la vigna."

 ”家を建てる前にブドウを育てろ”
 
☆☆☆ おすすめワイン

シャルドネ キュべ ボア 2002 レ・クレーテ

シャルドネ・キュベ・ボア

最近、ガンベロロッソ誌でトレビッキエーリの常連になってきたワインです。
超低収穫量による果実味の凝縮感、バリック熟成から来るバニラ等の奥行きの
ある香りと酸、ミネラルの旨味!文字通りアオスタの頂点に立つ白といっても過言ではないでしょう。

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レ・クレーテ「トレッテ」2002DOCヴァレ・ディ・アオスタ 
トレッテ

ヴァッレ・ダオスタでもっとも耕作量の多いブドウ品種プティ・ルージュを使用しています。
バートン・アンダーソンによると「ヴァッレ・ダオスタ最良のブドウ品種」だそうです。
シンプルなステンレスタンク熟成なのでブドウ品種の軽やかさがとてもよく出ていると思います。
香りは「ノバラ」。

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レ・クレーテフミン・ヴィニャ・ラ・トゥール [2000] 赤 
フミン

こちらもヴァッレ・ダオスタの土着のブドウで、300リットルのフレンチオークで1年間の熟成。
ストラクチャーのしっかりしたワインで飲み応えは充分あります。山岳地で何世紀にもわたって
耕作されてきたこのワインはヴァッレ・ダオスタらしさをもっとも伝える「風格」を持っていると思います。

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ブラン ド モルジェ レイヨン ソレイユ 2001 ブラン・ド・モルジェ
ブラン・ド・モルジェ

スイスとヴァッレ・ダオスタ特有のブドウ品種。スモモの香り。余韻にはヘーゼルナッツ。
イタリアのコテコテ白ワインにもシャルドネなどのインターナショナルな味わいにも飽き気味の
あなたにオススメ!ミネラル感があって綺麗な酸があって軽やかな味わい。800〜1200
メートルの畑で出来るブドウの味わいは、ヴァッレ・ダオスタならではです!!

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その他のヴァッレ・ダオスタのワイン


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