![]() イタリア土着ブドウ列伝 イタリアの代表的葡萄から超ローカルな土着葡萄まで、ご紹介していき ます。葡萄品種の特質を知ることによって、その土地の風景から、その 生産者の思い、ワインの味わいの世界までもが見えるようになります。 No.13 トレッビアーノ・ロマニョーロ Trebbiano Romagnolo
◎トレッビアーノ・ロマニョーロ種のイタリア分布図&◎ヴィーテ・イタリア高岡的見解 ![]() この地域は実にビミョウなんです(^^;) まずは北イタリアの地勢図を見てください。 ![]() 中央にドデカイ平野がありますね。これがポー平原。 ポ〜・・・・ 変な名前ですがこれはこの平原の中央を横断している「ポー河」に由来して います。北のアルプス、南のアペニン両山脈からの川を集めてアドリア海に 注いでいます。 この平原の南東側がロマーニャ地方(Romagnaと読めます)、その他の ボローニャ周辺の平原地帯がエミリア地方です。 ![]() ![]() この行政地図の境界を見ると分かりますが、州の南端一帯はアペニン山脈から の丘陵地帯、その他はすべて平原という事になります。 野菜や果物などの栽培、または家畜産業、酪農は平野が有利ですのでこの エミリア・ロマーニャ州はイタリアで最も豊かな州の一つといえるのですが、ワイン に関して、とりわけ「質のワイン」に関しては平野は丘陵地に対して著しく質を 落としますので事情が変わります。。 丘陵地の方が平野よりはるかに太陽の光を葉がキャッチすることが出来るので 光合成が進み、より果実を熟れさせることが出来ます。 丘陵地の方が平野より水はけが良いので余計な水分でブドウが水ぶくれする こともありません。 丘陵地の方が平野より土壌が肥沃でないので、樹勢をコントロールしやすくなります。 (肥沃すぎると枝や葉を伸ばすエネルギーで房へのエネルギーを浪費してしまいます)) ということで、トレッビアーノ・ディ・ロマーニャの生産地域のロマーニャ地方は南部の 極一部の地域に良質のワインが生まれることになります。 あとは結構シャバシャバワインが多いです(^^;) この地方の北にはボスコ・エリチェオというDOCがありますが、70%までトレッビアーノ ロマニョーロが認められています。(僕は飲んだことがありません。赤のフォルターナ種 というのには興味がそそられますが、白にワクワクさせるものはありません^^;) ロマーニャ地方でワクワクさせるものは、アルバーナ・ディ・ロマーニャですね。 傑出したデザート・ワインがありますし、辛口ヴァージョンも近年果実味の豊かな シャープなワインが出ていますね。 トレッビアーノ・ロマニョーロの唯一にして傑出した作品は トレ・モンティ社のトレッビアーノ・ディ・ロマーニャ⇒ トレ・モンティ社のワイン この葡萄品種の特徴でもある「タネを噛み潰したような苦味」を極力排しながら、果実 味と旨味のある酸を融合させた傑作だと思います。 それ以外のトレッビアーノ・ロマニョーロワイン? ん〜〜〜、ちょっとオススメするのは難しいかも・・・(笑)。 ⇒ トレッビアーノ・ディ・ロマーニャ トップへ ネッビオーロ アリアニコ サンジョヴェーゼ バルベーラ ドルチェット モンテプルチャーノ ガルガーネガ ヴェルディッキオ モスカート・ビアンコ プロセッコ ヴェルメンティーノ トレッビアーノ・トスカーノ ![]() Copyright(c) 2005 Vite Italia. All rights reserved. |
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